YOUは何しにチリへ?
留学が決まってから旅立つまで、そしてチリに来てからも
よく聞かれました。
「何でチリなの???笑」
って。笑
私が住んでいるところは地方都市なので、アジア人は中国人以外
ほとんど見かけません。
日本人となると、尚更珍しいんですね。
それに、どこに留学行くの?って聞いて「チリだよ」 って言われたら、
そりゃあ 「チリ??笑」ってなりますよね。正常、正常。
なので、今回はみんなが気になっているであろう
私がチリに留学した目的
について書きたいと思います。
(気にならない方は静かにページを閉じてください。笑)
チリで何してるの?
私は大学の交換留学でチリに来ています。協定を結んでいる海外の大学に
長期留学ができる、一般的な留学のパターンですね。
なので、今はチリで大学生をやっています。
私が勉強しているのは タルカ大学(University of Talca)というところで、
私の大学と唯一、大学間協定を結んでいるチリの大学です。
(英語表記にできますが、英語にすると若干ページの内容が変わります。笑)
このタルカ大学で英語教育を勉強しているんですが、
実は教育学部はつい数年前にできたばかり。
そして、留学生を受け入れるのは 私が初めて。
留学生担当の人に、
「あなたはパイオニアね!最初の留学生ってことで名前を
残しておきましょう!」
って言われた。
光栄です。笑
だがしかし、システムが全く整ってなくて、大変なことが盛りだくさ~ん!
チリで英語教育を学びたい
留学前に、数少ないチリの教育に関する情報を見ていた時、
面白いなと思った情報がありました。
それは、「チリで英語の能力が伸びている」こと。
チリは過去7年間で4ポイント以上伸びまし た。この進歩は民間および公による英語教育への投資の結果です。2003年に、チリの教育省は国家規模で英語教育を向上させるため English Opens Doors Program を開始しまし た。過去10年で、認定を受けた1,800人以上の 英語を話すボランティアが教師のアシスタント として採用され、国中の公立学校および半民間学校に配属されています。
出典:EF EPI(英語能力指数)2014
http://www.ef.com/__/~/media/centralefcom/epi/downloads/full-reports/v4/ef-epi-2014-japanese.pdf
世界的に見てもまだまだ英語能力が低い地域ですが、
各国が英語教師の育成やサポートに重点を置いた政策を行っているようです。
日本でも、昨今英語教育について色んな意見が飛び交っていて、
実際に私も教育実習を経験しましたが、政策と現場の実態にギャップがあるな~、
現場の先生たちへのサポートがもっと必要なんじゃないかな~と思っていました。
だから、チリのEnglish Opens Doors Programを知った時、
「ネイティブが来れば解決って問題じゃないよね?このプログラムって
どんな風に機能してるんだろう。上手くいってんのかな?」
と単純に興味が湧きました。
それに、日本と似たような環境にある(私生活で英語必要なし。就職でも
そこまで重要になるわけでもなし。)チリで、一体どんな英語教育がおこな
われてるのか知りたい!!
このとき、ボリビアかチリかで留学先を悩んでいた私は、
「チリの大学で勉強したい理由」を見つけ、一気に天秤がチリに傾きました。
チリで英語教育を勉強する
簡潔に言うと、これがチリに来た目的ですね。
まだまだ書かなくてはいけないことがあるけど、長くなってきたから
ここで一旦終わり。笑
次回は、留学先が南米になった経緯なんかも交えて、チリを選んだ理由を
書きたいと思います。
Chao! (バイバイ!)